一人暮らしをしていると、やっぱり半年に一回程度は実家に帰省をしたりしますよね。
これが楽しみと言う人もいれば、帰省をすることがストレスという人もいるようです。
なぜ帰省にストレスを感じてしまうのか。この記事ではその原因を解説していきたいと思います。
一人暮らしから帰省するとストレスが溜まる原因とは?
帰省に対してストレスが溜まるというのは決して良い状態ではありませんよね。
特になぜこんなにも帰省にモヤモヤするのか分からないと悩んでいる状況の方も少なくないのではないでしょうか。
そこで一人暮らしから帰省するとストレスが溜まる原因として考えられるものをいくつかご紹介していきたいと思います。
①生活リズムが崩れる
帰省することで生活リズムが崩れることにストレスを感じる人もいます。
一人暮らしは本当に自分だけのペースで時間が進んで行きます。
誰に急かされる訳でもなければ、迷惑をかけるだけでもなく自分の責任の下で生活リズムを作っていきますよね。
ですが、実家に帰るとどうしても周りの家族に配慮した生活を行わなければならなくなります。
自分のペースが崩れるというのは想像以上にストレスを感じる人も多く、実家に帰ることに対して抵抗を感じてしまうのでしょう。
②長時間の移動の疲れ
場所にもよりますが、何時間もかけての帰省となると移動だけでもかなりの体力を使うことになります。
帰りもまた同じ道のりを辿らなければならないんだと思うと考えるだけで疲れてしまいますよね。
私も実家から一番離れていた一人暮らし頃、バスで30分かけて駅まで行き、そこから2時間近くの電車。
そしてまた30分ほどかけてバスに乗って実家に到着と3時間近くかけて実家まで帰っていました。
普段交通の便の良いところで一人暮らしをしていただけに帰るだけでも気が滅入っていました。
これよりよっぽど遠いなんて人もたくさんいると思いますが、実家までの距離が遠いほど気持ちも萎えてしまいますよね。
家族への義理もあって帰省はしなければならないけれど、実家までの道のりを考えるとただでさえ仕事などで疲れてるのにと、
帰省の足が重くなる人も少なくないのではないかと思います。
③家族に気を遣う
一人暮らしなどで家族と離れていると、久しぶりに会う家族に対してどうにも緊張したり距離感を感じてしまうという人もいます。
家族との絆が切れたとかそんな大げさでな話ではないと思いますが、
久しぶりに会うとどうしても距離感を掴むまで時間がかかったり、どう過ごしていいのか分からなくなるなんて人もいるのではないかと思います。
普段家で一人で過ごしているだけに、すっかり慣れなくなった人がいる生活というのに気を遣ってしまいストレスを感じてしまうのではないでしょうか。
④帰省してもつまらない
あるあるなのかもしれませんが、実家に帰省しても意外とやることがなくてつまらないなんて人も多いのではないでしょうか。
帰省する前こそワクワクしますが、実家に帰っても家財や趣味に使う道具はほとんど一人暮らしの部屋に運んでしまっているうえに、
特別行きたいところがある訳でもないとなると意外とやることがないんですよね。
ただただテレビを視ながらぼーっとしている時間を過ごしている内に普段とは違う環境にいるということもあわさって無性に何かしなければなんて気持ちにかられてしまうのではないでしょうか。
このように実家に帰っても特別やることがないというのは意外とストレスだったりするんですよね。
⑤帰るのが寂しくなる
ここまでの理由とは少し異なりますが、
一度帰省してしまうともう一度家族と離れるのが寂しかったり、
一人で暮らす家に帰ってきてからの孤独感が辛いなんて理由から、帰省に抵抗を感じる人もいます。
誰かがいる生活を味わったあとに一人の部屋に帰ると無性に寂しくなる気持ちはよく分かります。
一人暮らしからの帰省でストレスを溜めない対策法
それでは、一人暮らしからの帰省でストレスを溜めないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。
ここからは実家で穏やかに過ごすためのポイントをいくつかご紹介していきたいと思います。
①帰省中の目的を作る
上記の理由にもあった通り、帰省の目的がなかったりやることがない実家で数日間過ごすのは思った以上にストレスになります。
そこで帰省中にやるべき目的を事前に用意しておきましょう。
地元の友人と会う、よく通ったお店を訪問する。
普段家でやってる趣味に没頭するでも何でも構いません。
目的が一つあるだけで気持ちはかなり前向きになるのではないかと思います。
②一人暮らしの生活を一度忘れる
どうしても普段の一人暮らしの生活と比較してしまい、結果的にストレスが溜まるという方も多いのではないかと思います。
そこで思い切って一人暮らしの生活は一度頭から消して、実家を満喫すると言う気持ちに専念してみましょう。
その気持ちを持つだけでも実家で過ごす充実感は大きく変わってくるはずです。
暇つぶし用のアイテムを用意しておく
移動中や実家でぼーっとしている時間など、とにかくやることがないという状況はストレスに繋がります。
そこで帰省中に楽しむ暇つぶしアイテムを用意しておきましょう。
長く楽しめる本なんかは特におすすめですね。
他にもゲームや謎解き。
自分で気軽にできる趣味があればもちろんそれでもかまいません。
とにかく普段の忙しい日常ではなかなかできない暇つぶしアイテムを用意しておくことで余計なストレスを抱えず、結果的に心のゆとりにも繋がります。
帰省がストレスなら無理に帰る必要はない?
帰省は家族へ元気な姿を見せる一つの行事のような役割を果たします。
可能ならばぜひご家族に直接会うのが理想だと思いますが、様々な事情でそれが難しい場合もあると思います。
どうしても帰省が難しいと言うならばZOOMなどのビデオ通話を使って家族と会話して帰省の代わりにするのも一つの手です。
私の友人には忙しくてなかなか帰省ができないので、年末や長期休みはこの方法を使って帰省の代わりにしているという人もいます。
ご家族との関係によるところもあると思うので、気になる方はご家族に一度相談してみてはいかがでしょうか。