一人暮らしを始める時の部屋の間取りって悩みますよね。
特にワンルームは今まで住んだことがないという人も多く、初めて住むときにはかなり悩むのではないでしょうか。
この記事ではワンルームに実際に暮らしていた私の体験談をご紹介していきたいと思います。
一人暮らしはワンルームで十分?
今まで一軒家や何部屋もある広いマンションに住んでいた人からすると、ワンルームへの引っ越しというのは中々抵抗があるのではないでしょうか。
私も実家が一軒家の男でしたが、学生時代にワンルームのマンションへ引っ越しをして一人暮らしを始めました。
そんな実際にワンルームで暮らしてみた私の経験ですが、広さや間取り的にはワンルームで十分と感じました。
最初こそ狭く感じていましたが、やっぱり住んでいる内に慣れて来ます。
むしろ一部屋しかないからこそ上手にレイアウトをすれば自分にとって快適な空間を作り出すこともできます。
ただ、ワンルームの場合は玄関を空けると部屋全体が丸見えなのと、キッチンと生活空間が同じなので料理の際に臭い移りしてしまわないかという点は注意した方がいいかもしれません。
特に女性の場合は部屋の中が見えてしまうというのは防犯上もよろしくないので、パーテーションを立てたり構造次第では突っ張り棒を使って部屋と玄関の間にカーテンなどの布を張るなどの工夫はしておいた方がいいかもしれません。
このようにワンルームという間取り自体は少なくとも一人暮らしの内は十分だと感じました。
一方で友人や恋人を呼んだりするとかなり圧迫感があります。
私が最初に住んでいたワンルームの広さは大体22㎡でしたが、人が3人も入るとそこそこ窮屈に感じました。
またこのくらいの広さだと荷物を置くスペースもそこまで多くないので、私物が多い人や、
リモートワークや在宅勤務など家で作業をすることが多い人にはこの広さは少し手狭に感じるかもしれません。
頻繁に誰かを呼びたかったり、部屋のレイアウトを楽しみたい。
私物が多いという方は少し広めの部屋を選ぶといいのではないかと思いました。
一人暮らしでワンルームを選ぶメリットとは?
さて、ここからは家選びでお悩みの方のために改めてワンルームを選ぶメリットを改めてご紹介していきたいと思います。
ぜひ部屋選びの参考の一つにして頂けたら幸いです。
ワンルームを選ぶメリット①家賃が安い
ワンルーム最大のメリットはなんと言っても家賃の安さです。
ワンルームは間取りの中でも最も家賃の安い間取りで、一人暮らしであまりお金がないと言う人にもおすすめです。
部屋とキッチンスペースに仕切りがある部屋を1Kと呼びますが、同じような条件であってもワンルームならば1万円近く安いなんてことも良くあります。
ワンルームを選ぶメリット②部屋が広く見えやすい
部屋が区切られている1K以上の間取りと違い、ワンルームはキッチンも含めて一部屋に収まっているので広く見えやすいと言う特徴があります。
1Kの部屋にも暮らした経験がありますが、部屋が区切られているとどうしても表示されている居室面積よりも狭く感じてしまうんですよね。
ですがワンルームならばそんな問題もありませんし、レイアウトもしやすくゆったりとした空間で過ごすこともできるのが良いですね。
一人暮らしでワンルームを選んで後悔する人もいるので家選びは慎重に
上記では私はワンルームで十分だったという話をしましたが、それでもワンルームを選んだことに後悔する人もなかにはいます。
やはり生活空間が一部屋ですべて収まるワンルームというのはどこか息苦しさを感じる瞬間もありますし、料理をした際に部屋に臭いがこもりやすく、
そんな空間が苦手と感じる人もいるのでしょう。
また、ワンルームと言っても部屋の広さはピンキリなので狭い部屋を選んでしまうと、暮らしている内に手狭に感じてくることもありますし、
あともう少し部屋が広ければこんな家具が置けるのに。なんて考えたことは何度もありました。
実際に私の友人でもワンルームを選ばず少し奮発して1LDKにしておけば良かったと考えた友人もいます。
正直なところワンルームに慣れることができるのかどうかは住んでみないと分からないのではないかと思います。
どうしても賃貸を決める前に自分がワンルームに住めるのか調べたいという方は、
短期間の賃貸ができる「ウィークリーマンション」などにお試しで住んでみるという方法もあります。
ただし、ウィークリーマンションは一般的な賃貸と比べると割高なので、これからの一人暮らしでかかるお金ともよく相談して考えてみるよいいでしょう。