一人暮らしの自炊で取り組みやすい料理の代表格と言えばなんと言っても「カレー」ですよね。
ですがなかにはカレーを作ろうと検索したところ「一人暮らし カレー 作るな」なんて検索ワードが出てきて驚いたなんて人も少なくないようです。
これを見て「一人暮らしはカレーを作ってはダメなの?」なんて不安を感じてしまった方もいるのではないかと思います。
そこでこの記事では一人暮らしとカレーの関係性について解説していきたいと思います。
一人暮らしはカレーを作るな?
そもそも私は「カレーは一人暮らしにもおすすめの料理の一つ」だと考えています。
美味しいことはもちろん。
料理としての難易度もそこまで高くなく、野菜やお肉から出る栄養も簡単に取ることができます。
これほどメリットのあるカレーですがそれにも関わらずなぜ一人暮らしでカレーを作ることをやめとけと言われるのでしょうか。
私なりにその理由を調べてみたところ、
それは一人暮らしならではのカレーを作る際の注意点があることが関係しているのではないかと思いました。
では、その注意点とは何かと言いますと大きく分けて2点あります。
まず1つ目が作る量の問題です。
カレーは少量作るのが本当に難しい料理で、レシピ通りに守ると数人分が当然のようにできあがってしまいます。
作る量を減らそうにも野菜やルーを丁度良く使い切ることを考えると、どうしてもそこそこの量ができてしまうんですよね。
これを一人で食べきろうとすると、2〜3日朝から晩までカレーを食べ続けることになるなんてこともざらで食べきるまでに飽きてしまうなんて方も多いと思います。
ただ、この問題はカレーをドリアにしてみたりスパゲティに混ぜてみたりアレンジを加えることで解決できますし、
必ずしも苦になるという訳ではないと思っています。
本当の問題は2つ目の注意点である「実はカレーは傷みやすい料理」だと言うところです。
カレーは一日置いたあとが美味しいなんて言われることからも傷みにくいと勘違いをしている方も多いようですが、
実はそんなことはなく安全性という意味では早めに食べきってしまうことが大切な料理なんです。
特に夏場のような高温・多湿な環境だとかなり早いペースで痛みますし、冷蔵庫に入れていたとしてもそこまで長持ちはしません。
つまり、痛みやすく作る量も多くなりやすいカレーと食べきりまでに時間がかかる一人暮らしでは相性が悪いというのが、
一人暮らしはカレーを作るのがやめておけと言われる理由ではないかと思います。
ですが、これらの問題点を解決できるならば一人暮らしであってもカレーを作ることはまったく問題ないと思います。
作る量を少なくしてなるべく短期間で食べきるようにしたり、どうしても食べきるまでに時間がかかるならば冷凍保存をして、
痛みにくくして痛む前に食べきってしまう等。
安全面にさえ配慮すればカレーは本当に一人暮らしの人にとってもおすすめの料理です。
ぜひカレーを作る際は「カレーは痛みやすい料理だ」ということを頭の片隅に置いておいて頂けたら幸いです。
一人暮らしでカレーが余ったら冷凍して保存しよう
上記でも簡単に触れましたが、カレーが余ってしまって残りを保存する場合は冷凍しておくのがおすすめです。
普通に冷蔵しておくよりも長く日持ちさせることができます。
冷凍の方法は色々ありますが、一番のおすすめはジップロックに入れて冷凍庫に保管しておく方法です。
簡単にできますし、100均で購入することもできるのでそこまで費用もかかりません。
他にもラップで包んで冷凍する方法などもありますが、私は不器用だったので上手く包めず漏れ出てしまうこともあったりしたので失敗のないジップロックがおすすめですね。
ちなみに作ってから常温でしばらく放置してしまうと菌が繁殖してしまう可能性があるので、
完成後はカレーの入った鍋を氷水に入れるなどして素早く粗熱を取ってなるべく早く冷凍しておくのがいいでしょう。
また、冷凍保存と言ってもいつまでも大丈夫な訳ではないので、冷凍した後もなるべく早く食べてしまいましょう。