大学生になって憧れの一人暮らしをしてみたい。
でも一人暮らしなんてしたら遊ぶ余裕がなくなるんじゃないか?
一人暮らしを始める前には誰しもそんな疑問を持つのではないかと思います。
この記事ではそんな疑問を大学生になって一人暮らしを始めた私の体験談をもとにその実態を解説していきたいと思います。
大学生の一人暮らしは遊べない?
大学生の一人暮らしは意外と遊ぶ余裕がないなんて話を聞いたことはありませんか?
この疑問について学生時代に一人暮らしをしていた私の意見を言わせて頂くと、思ってたよりも意外と遊ぶ余裕がなかったというのが本音でした。
これは時間的にも金銭的にもどちらの意味でもです。
詳しく解説させて頂きます。
まず金銭面ですが、私は仕送りはあったもののそこまでの金額は多くなかったので、家賃や生活費の大半は自分で稼ぐ必要がありました。
一人暮らしは本当にお金がかかります。
家賃はもちろん、水道光熱費に食費。生活必需品など生活するだけで10万~15万は飛んでいきます。
これだけの金額が毎月かかるとなれば、遊びに使えるお金というのはどうしても限られてきますよね。
そのため、遊びや飲み会に誘われても半分以上は断らざるを得ませんでした。
また、ここまでお話した通り生活費を自分で稼がなければならないので、週3~5はバイトに入っていたので遊ぶ時間なども限られていました。
周りの友人が講義後に遊びに行っている間もあくせく仕事をしているなんてしょっちゅうでしたし、
夜勤に入ったりもしていたので、夜勤明けは疲れて遊ぶ気力も起きずに休みの日も寝て過ごすなんて日もありましたね。
このように一人暮らしならではの事情により遊ぶ時間はそこまで多くは作れませんでした。
一方で一人暮らしでは時間を自由に使えます。
夜でも近所に迷惑さえかけなければ自分の家で集まることもできますし、家ならお金もそこまでかからなくて済むのでしょっちゅう私の家で友人と遊んでいました。
このように一人暮らしならではの遊び方もできますし、
もちろん、お金に余裕がまったくないという訳ではなかったので、たまには遊びに出かけたり飲み会に参加したりもしました。
そう考えると大学生に入って毎日遊びまくりなんて夢のような暮らしはできませんでしたが、後悔のないくらいには遊べたと思います。
個々の事情にもよりますが、一人暮らしだからと言って必ずしもまったく遊べないほど余裕がないという訳ではないのでその点はご安心ください。
もちろん、ここまでの話は普通の賃貸を借りていた私の話ですので、仕送りの金額が多かったり寮に入れて家賃が安く抑えることができたりすれば、
もう少しゆとりのある生活になると思います。
ですが一人暮らしをすれば遊び放題という夢のような話ではないことだけはしっかりと理解しておきましょう。
大学生の一人暮らしはカツカツになる?
上述した通り、大学生の一人暮らしは場合によってはかなりギリギリの生活になることもありえます。
社会人になればある程度の収入が見込まれますが大学生の内は稼げる金額にも限度があるので、仕送りがそこまで望めない場合などは本当にカツカツの生活になることもあります。
私の例を出しますと、家賃含めた生活費が毎月12万近くかかっていたのに対して、かなりアルバイトを頑張った月で15万程度。
あまり入れないと10万行くか行かないかくらいだったので、仕送りを少し貰えてなんとかトントンと言ったところでした。
あくまで私の例なので必ずしも同じようになるとは限りませんが、一人暮らしの生活を維持するためにバイトに多く入ってカツカツの生活を送るという友人も多くいました。
一人暮らしに憧れる人も多いですが、勢いで決めてしまわずまずは収入と支出をしっかりと計算したうえで、
安定した生活が送れそうかを検討してみてから決めるのが大切です。
生活費を稼ぐためにバイトばかりになってしまい、勉強も遊びもできないのでは本末転倒ですからね。
もしかなりギリギリの生活が想定されるならば、一人暮らしは諦めて実家に住まわせて貰えるようならば実家に住まわせて貰ったり、
学生寮などを利用して出費を抑えるなどの工夫をしてみるのも一つの手ですね。