憧れる人も多い上京。
ですが決して憧れだけでは決めることができませんよね。
色々な上京や事情もあって上京するべきか悩んでいるという人も少なくないのではないでしょうか。
そこでこの記事ではそんな方の参考になればと上京しない方がいい可能性のある人の特徴をご紹介していきたいと思います。
ぜひ参考にしていただければと思います。
上京しない方がいい人の特徴とは?
個々の事情などもあるので、上京をしない方がいい人を一概に決めることはできません。
ですが傾向としてこのような人は上京は向いてないかもしれないという一例をご紹介することはできます。
もちろん、これに該当するからと言って上京を必ずやめるべきという訳ではありません。
考えられる対策などもご説明させて頂きますので、ぜひ上京すべきかを考えるための一つの材料にしてください。
経済的に厳しい人
上京にあたって一番に考えなければならないのはやはり経済的な事情です。
都市部は地方に比べて家賃も物価も驚くほど高いです。
頑張って貯めていた貯金も油断すればあっという間になくなっていきます。
そのため、上京前にはある程度の収入の見込みを立てておく必要があります。
学生であれば仕送りや奨学金。社会人であれば働き口の確保はしておいた方がいいでしょう。
上京すれば仕事もたくさんあるしどうにかなるでしょ。と何も考えずに上京した結果ドンドンと貯金がなくなっていき、
すぐにどうにも立ち行かなくなってしまったなんて人もざらにいます。
もちろん収入源を考えるだけでなくかかる費用がどれくらいなのかもきちんと計算しておきましょう。
そのうえで少なくとも1年以上は問題なく生活できるくらいの見込みを立ててから上京するのがいいでしょう。
静かな環境を好む人
地方の何もない環境が自分には合わないから上京したいという人も多くいます。
ですが実際に暮らしてみたら人混みが苦手だったり騒々しい環境に耐えられず、このまま都市部で暮らすのはありえないなんて考え始める人も少なからず出てきますね。
こればかりは一度上京してみないと自分がどういった環境に向いているのかは判断しにくいかもしれませんが、
都心で遊んでみたりして異常に疲れてしまうような経験が何度もあって、今後も慣れる気がしないという方はひょっとしたら都会の騒々しい雰囲気が合わない可能性もあります。
そう言った自分の過去の経験などを照らし合わせて考えてみてもいいかもしれませんね。
孤独が苦手な人
1人でいるのが苦手だったり、人の輪の中にいるのが好きで人口の多い都市部に行きたいと考える方もたまにいます。
たしかに都心部は人も大勢いますが、意外なことに上京してからの方が孤独を感じることが多くなったという方も多いです。
都市部はたしかに人も多く出会いも多いですが、その分関係は希薄になりやすい傾向にあります。
また常に人がいる環境であるがために一人になったときの孤独感の落差が余計に辛いという人も多いです。
社会性や社交性なども強く求められるので、周りの目が気になりすぎて逆に辛いなんて人もいます。
孤独感や寂しさを感じやすいという方は、ひょっとしたら慣れ親しんだ今の環境を大切にすることこそが一番の幸せかもしれませんね。
家族などを残していくことに不安のある人
これは個々の事情によるところが大きいですが、高齢の両親や大切な人を残していくことに不安を感じている場合も上京するべきかは慎重に考える必要があります。
上京してからも残していったものばかりが気になってしまったり、ここで上京しないと後悔するという判断自体を後々になって後悔する人もいます。
残していくものや今の環境とやりたいことをよく洗い出して、その場の感情だけでなく10年後20年後のことまで考えてみるとどうするべきかが鮮明に浮かびやすかったりしますね。
上京すべき人の特徴は?
ここまでは上京しない方がいい人の特徴をご紹介してきましたが、逆に上京すべき人とはどのような人でしょうか。
ここからは上京をした方が良い人の特徴をご紹介していきたいと思います。
都会に憧れのある人
上京するのには何かしらの理由が必要と思い込んでいる人も多いですが、
個人的には都会への憧れと言うのも十分立派な上京理由になると思っています。
若い内に都会での暮らしを経験しておくだけでも今後の人生の中で非常に良い経験となりますし、
何よりいつか上京しなかったことを後悔せずに済みます。
ある程度年齢を重ねてから「上京してみたかったな」なんて後悔が残ると、一生モヤモヤしたまま過ごすことにもなりかねません。
いつか後悔しないために若い内に上京してみると言うのもいいかもしれませんね。
上京しないと叶えられない夢や目標がある人
夢によっては地元にいては叶えられないものもあります。
そのため、夢を追いかけて上京すると言うのはまさに上京するべき理由となるでしょう。
ある程度若ければ、上京して夢をかなえられなかったとしてもいくらでも修正は利きます。
上記でも述べましたが、若い内に挑戦しなかった後悔というのは後の人生でずっと尾を引くことにもなりかねません。
それならば、若さに任せて夢を追って上京すると言うのも立派な選択肢の一つです。
ただし、無計画に挑むのではなく、きちんと計画したうえで上京することが夢を叶えるための近道となります。
自立する力を身に付けたい人
一人暮らしをして自立する力を身に付けたいと考える人も多いですね。
もちろん、自立して一人暮らしをするだけならば地元で一人暮らしをするだけでも良いかもしれません。
ただ、実家が近いとどうしても頼ってしまうことも多くなります。
そのため、誰にも頼れない環境を作ると言う意味でも上京しての一人暮らしは自立に向けて非常に効果的と言えるでしょう。
上京すればよかったと後悔する人も多い?
ここまでは上京しない方が良い人の特徴をご紹介してきました。
ですが一方で若い内に状況をしておけば良かったと後悔する人も少なくありません。
上京をしないと言う選択の裏には、後々になってある日ふっと「上京していた人生」を思い浮かべて後悔するなんて人生もありえると言うことは理解しておく必要があります。
上京した方が良いのか、しない方が良いのか。
結局のところどちらが良い人生になるのかなんて誰にも分かりませんし、上京しなかったことを後悔しつつも幸せな人生を送れている人だってたくさんいます。
ですが、いつか後悔する日を生まないために若い内に上京しておくと言うのも私は立派な選択肢だと思います。
上京するべきか悩んだときは。将来どちらが後悔しない人生なのかというのも検討の材料には入れておくべきかもしれませんね。